メンテナンス

14インチの軽自動車に12インチタイヤを履いても問題ない?

最近は14インチのタイヤを装着した軽自動車が、新車販売されています。

一昔前なら12インチタイヤの軽自動車が多く、13インチタイヤの軽自動車は上級グレードと言われていました。

 

しかし、14インチタイヤは値段が高いので、12インチのタイヤを装着したいと思う人もいるでしょう。

本記事では、14インチ指定の軽自動車でも、12インチのタイヤを装着することができるのかどうかについてお話をしていきましょう。

 

タイヤサイズの見方

まずは、タイヤサイズの見方について、お伝えをしていきます。

「155/65R14」のタイヤを装着している場合を想定して、見方を説明していきましょう。

 

まず「155」というのは、タイヤの幅を表す数字です。

タイヤの幅が広くなると、路面の設置面積が広がり、タイヤのグリップ力が向上します。

 

タイヤのグリップ力を重視して選びたいなら、一番最初の数字にこだわりを持つと良いでしょう。

ただ、エコタイヤの場合はタイヤの幅が狭い場合が、多いようです。

 

次に「65」と言う数字は扁平率で、簡単に言えばタイヤの厚みですね。

扁平率が高くなればなるほど、タイヤの厚みが大きくなります。

 

扁平率の数字が高ければ乗り心地も良くなり、低いほど乗り心地はごつごつした感じになりますね。

「R」と言う文字が数字の中についていますが、これはラジアル構造のタイヤと言う意味です。

 

タイヤを買う時に必要なものではないので、覚える必要はないですがマメ知識として知っておいても良いかもしれません。

 

「14」はインチ数を意味する数字で、あなたが所有している車のタイヤが何インチかを知る場合は、最後の数字を見ると良いでしょう。
管理人

 

14インチ指定の軽自動車に12インチのタイヤは装着して良い?

14インチ指定の軽自動車に、12インチのタイヤを装着しても良いですが、適合しないことが多いです。

ブレーキホースやキャリパーにホイールが接触する可能性があるので、筆者はおすすめしません。

 

ただ、14インチ指定の軽自動車の場合は、13インチ指定のグレードもあることが多いです。

普通乗用車の場合は、14インチ指定の自動車には15インチ指定とか16インチ指定のグレードがあるので、グレード内に装着しているインチ数までを選ぶほうが無難と言えます。

 

14インチ指定の軽自動車に15インチのホイールを買ってタイヤを装着しても、問題はないです。

しかし、15インチ以上になると、自己責任で行うほうが良いでしょう。

 

大手カー用品店だと、見つけてくれるかもしれませんが、値段的に高いことを覚悟したほうが良いですね。
管理人

 

タイヤを安く買うための秘策

タイヤを安く買う場合は「中古タイヤ」を買うというイメージが強いですが、一つ下のグレードのホイールを買って、タイヤを装着するという方法もあります。

軽自動車なら14インチが、2021年現在では上限なので13インチのホイールを買って、タイヤを装着すると安上がりになるでしょう。

 

最近ではタイヤとホイールセットで販売されていても、値段が4万円~5万円と安い場合が多いです。

上を見れば7万円以上と言うのもありますが、普通に乗るという場合は5万円くらいまでのタイヤを、装着するほうが良いかもしれませんね。

 

大手カー用品店でタイヤを交換したときの費用はいくら?

カー用品店でもいろいろな店舗がありますが、同じオートバックスでもタイヤの値段は違うのです。

なので、オートバックスでもいろいろな店舗に足を運んで、タイヤの値段を比較するほうが良いでしょう。

 

オートバックスでタイヤ交換をしたときの料金は、以下の通りです。

 

・タイヤ交換費用(バランス調整代込み):1,080円
・ゴムバルブ交換(1本):270円
・廃タイヤ処理費用(1本):270円

 

オートバックスとイエローハットのタイヤ交換費用の違いは、タイヤとかホイールの値段だけで、他の工賃とか廃タイヤ代は似たような値段でした。

 

オートバックスやイエローハットは、タイヤの持ち込みで取り付けをしてくれますが、値段は1本4000円と高いです。

 

タイヤ専門店でタイヤ交換をしてもらうのも良い!

 

タイヤ専門店でもタイヤ交換を、してもらえることが多いです。

大手タイヤメーカーの直営店の場合が多いのですが、店舗を少し紹介をしてみましょう。

 

1・タイヤ館
2・ブリジストンタイヤショップ
3・コクピット
4・ミスタータイヤマン

 

ダンロップには「タイヤランド」「タイヤセレクト」といった、2種類の店舗があります。

もちろんですが、タイヤメーカー直営店では直営元のタイヤしか、販売していません。

 

勘違いをしてはいけないのが、大手タイヤメーカーの直営店だからと言って、店員がタイヤに詳しいわけではないのです。

中にはタイヤに詳しくない店員もいるので、店員に色々な質問をして詳しいかどうかを確認しましょう。

 

詳しくない店員の場合は、途中で逃げてしまうのでよくわかりますよ(笑)

詳しくない店員に「このタイヤはほかのタイヤと何が違うんですか?」と質問すると、逃げる確率は高いです。

 

ただ、逃げなくても適当に「タイヤの模様と値段が違うだけで、みんな同じですよ」と、そのように返答されることもあります。

そういう店員が対応してきたら、何も知識がないと判断したほうが良いでしょう。
管理人

 

もし、何らかのアドバイスをしてほしい場合は、この方法が有効に機能します。

 

タイヤの交換時期はいつ?

結論から言えば、タイヤの溝が「1.6mm以下」になったら、交換は必要になります。

ほかにも、サイドウォールに傷や、ひび割れが出て来たら交換をしたほうが良いでしょう。

 

サイドウォールとは、タイヤの側面のことです。

サイドウォールの役目と言うのは、走行中に細かい段差などや衝撃をスムーズに、吸収してくれる役目を持っているのです。

 

また、コーナーリング中に、遠心力に耐えるという役目もあります。

タイヤの交換時期はタイヤの溝にスリップサインが見えるようになったら、交換をしたほうが良いでしょう。
管理人

 

タイヤの溝を計測するための便利なグッズを紹介!

タイヤの溝を計測する便利グッズの名前を、「デプスゲージ」と言います。

デプスゲージには「アナログタイプ」「デジタルタイプ」の、2種類があります。

 

筆者はデジタルタイプを持っていて、定期的に測定をしているのです。

アナログよりもデジタルのほうが、分かりやすいので愛用していますね。

 

デプスゲージは「800円~2800円」の範囲で、販売されていることが多いです。

 

まとめ

14インチ指定の軽自動車に12インチのタイヤを装着するのは、リスクが高い行為と言えます。

車の知識がある場合は、取り付けをしても問題はないかもしれません。

 

しかし、車の知識がない場合は、14インチ指定の軽自動車に、12インチは取り付けないほうが良いでしょう。

あなたが所有している車が新車で販売されていた当時のグレードで、その中に12インチのタイヤを装着しているモデルがあるなら、問題はないでしょう。

 

タイヤ交換をするならいろいろな店で、値段を聞いて一番安い店で交換をするとよいでしょう。

 

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