筆者は車にアルミペダルを取り付けたことがありますが、車検に通らないという話は聞いたことがありません。
おそらく、多くの人はアルミペダルを取り付けて、車検に通らなかったという経験はないでしょう。
今回、愛車にアルミペダルを取り付けた感想と、車検に通らないアルミペダルの条件をお伝えしていきます。
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車にアルミペダルを取り付けた感想
筆者の愛車は俗にいう「エコカー」と呼ばれし車であり、スポーツマインドがどうのこうのと言う子とは無縁の存在でもあります。
しかし、どんな車であってもスポーツマインドを刺激するパーツを誰が何と言おうと、どうしても取り付けたいと考えるのが筆者なのです。
輪が愛車にアルミペダルを取り付けると、一体どうなったかと言えば・・・
見てくれが、どう考えても「コスト削減」と言う言葉にふさわしい運転席周りで、誰が見ても「安物」と言う言葉が運転席を見ただけでイメージできる。
そんなしょぼい運転席の足元に、アルミペダルを取り付けるとどうでしょう。
それまでエコカーらしい雰囲気の安物カーが、見てくれだけがスポーティな雰囲気に早変わりしたのです。
馬子にも衣装とは、まさにこのことであると実感できました。
これはこれで、筆者のスポーツマインドも刺激され、さらなる走りを体感したくなりますね。
アルミペダルを取り付ける方法
いやいや、余計な言葉が含まれていますが、とにかく誰でもアルミペダルくらいは取り付け可能です。
筆者が買ったアルミペダルはダイハツ車専用品で、「carmate RP132 K-CAR PEDAL」と言う製品。
片方はネジで固定するというスタイルのアルミペダルで、別に難しそうという雰囲気ではありませんね。
とはいえ、筆者はこれまで色々なアルミペダルを取り付けてきましたが、どれも簡単に取り付けができました。
なので、「うわぁ、難しそう」と諦めないで、まずはやってみることから始めましょう。
でも、アルミペダル程度で、そう考える人はまずいないと思いますけどね(笑)
しかし、現在のアルミペダルとは取り付けが、メチャクチャ楽になったもんですね。
筆者が若いころはアルミペダルにスペーサーが付属されていて、ネジとブラケットも別々だったのです。
さらに、ネジの長さも違うし、取り付けるべきネジも決まっていたので、ネジの入れる場所を間違えるとエライことになったものです。
それは、フロアマットの毛にネジが引っかかって、アクセルが戻らなくなるという症状。
もうね、こうなると某上級国民の言い訳にしか聞こえないけど、実際にそういう経験をした人はいました。
某上級国民が若かりし頃にアルミペダルを取り付けて、フロアマットの毛にネジが引っ掛かった経験があるかどうかは知りません。
でも、そういうことは、本当にあったのです。
まあ、そういうことが発生する確率は、極めて低い。
30回アルミペダルを交換しても、あるか無いかのレベルです。
実際に、そういうことは無いほうが、圧倒的に多いのですが・・・
アルミペダルを取り付けるときの工具
基本的に、アルミペダルに付属している工具を使用すれば、間違いはないと言えます。
でも、付属している工具が気に入らないなら、マイ工具を使用して取り付けると良いでしょう。
「carmate RP132 K-CAR PEDAL」に限っては、六角レンチが付属していたので筆者は工具を用意する必要はありませんでした。
アルミペダルくらいの取り付けで、工具箱を持ち出すのは大げさとしか思えません(苦笑)
アルミペダルの取り付けをカー用品店でしてもらったときの工賃は?
結論から言えば、筆者は知りません!
「いやいや、しっかりと調べろよ」と言う意見も聞こえてきそうなので、しっかりと調べてみました。
ソースは「オートバックス北越谷店」
アルミペダル1枚に対して、「1,050円~」となっています。
初めてカー用品店に行き、これからいろいろとしてもらう場合は、試しにアルミペダルを取り付けてもらうというのもアリかも。
いい加減な仕事をする人は、アルミペダルすら本気で取り付けできません(笑)
ネジが緩んでいるとか、ペダルがグラつくとかね。
筆者はワイパーゴムの取り付けをしてもらうこともありますが、若いお姉ちゃんが交換してくれるので、自分でもできますがスケベ心で毎回お願いしています(笑)
アルミペダルは車検非対応はある?
車検非対応のアルミペダルは、それぞれのペダルが接触して安全に操作ができない場合は、車検に通りません。
自作でアルミペダルを作成した場合は、サイズに気を付けていれば車検は通るでしょう。
過去にアルミペダルで車検に通らなかったという情報も、筆者はネットで見つけました。
しかし、その真意は全く分かりません。
しっかりとアルミペダルが固定されていて、安全に操作ができると判断されれば問題はないと言えます。
とはいえ、アルミペダルを注意深く見る検査員って、余りいないようにも思えますが・・・
アルミペダルを取り付けるメリット
車に興味がない人からすれば、無駄なカスタムにしか見えないでしょう。
「ペダルは標準で付いているのに、なぜ社外品を買う必要があるの?」
そのように考える人も、いる可能性は否定できません。
アルミペダルを取り付けるメリットは、筆者が思いつく限りでは以下の通りです。
・製品によってはペダル操作が良くなる
・製品によってはアクセルレスポンスが良くなった気になる
・取り付けが簡単
・値段が安いモデルもある
見た目がスポーティになり、レーシーな運転席になるというメリットがあります。
車に興味がない人からすれば、全くの意味不明と感じるかもしれません。
だいたい、アルミペダルを取り付ける人と言うのは、GTカーなどのようなレーシング系のものが大好きなケースが多いです。
さらに、車をかっこ良くしようと考える人の場合は、アルミペダルからカスタムする人もいます。
その理由は、自分の車をレーシングチックにしたいという欲求が、あるからです。
カスタムを楽しむ人の中には、走りを楽しむ人もいます。
そういう人は機能的なアルミペダルを取り付けることが多く、ファッション性は二の次の場合が多いですね。
さらに、筆者のように安いコストでレーシーな気分を味わいたいという人のために、見た目だけの激安アルミペダルが販売されているのです。
スペーサーを取り付けることで、走りが変化した錯覚に陥りますが、あくまで気分的なものと考えたほうが良いでしょう。
アルミペダルを取り付けるデメリット
アルミペダルを取り付けるデメリットは、色々と考えられます。
筆者が経験したアルミペダルのデメリットは、以下の通りです。
・製品によっては雨の日に足が滑る
・ネジの取り付け位置を間違えるとアクセルが戻らなくなる
・正しく取り付けられていないとアルミペダルがズレる
製品によっては雨の日に、濡れた靴でペダルを踏むとアルミペダルなら、足が滑ることがあります。
筆者の場合はブレーキペダルだけは、ゴムが多いアルミペダルを装着していました。
アクセルのほうは、ツルツルのアルミペダルだったこともあります。
現在は、どちらもゴムが付いているタイプですけどね。
アルミペダルには固定するためのネジが付属していますが、運転席から見て手前側はネジが短く、奥側は長いネジを使用するのが一般的です。
また、しっかりと固定されていない場合や、ネジが緩んでいる場合はペダルが動くこともあります。
なので、アルミペダルを取り付ける場合は、しっかりとネジを締めつけて、ペダルを固定すると良いでしょう。
まとめ
アルミペダルは、素人でも取り付けは可能です。
車のカスタムの中でも、アルミペダル取り付けは1位2位を争うくらい、簡単なカスタムなのです。
筆者はアルミペダルを取り付けましたが、お金をかけていないだろうと思われる、しょぼい運転席の足元もスポーティな感じになりました。
雨の日も当然ですが使用しています。
濡れた靴でペダル操作をしても、滑ったことはありません。
アルミペダルを買う場合は、表面がツルツルなアルミペダルは避けたほうが良いでしょう。
できれば、ゴムが表面についているタイプのほうが、雨の日でも安心して運転ができますよ。