メンテナンス

CVTフルードとは?交換時期はどれぐらい?

こんにちは、「からと」です。

CVTフルードを交換しようと思ったときに、本当に交換すべきなのか迷ってしまいますよね。

まずは、CVTフルードとは何かやCVTの構造を知ったうえで、交換するかどうかを考えても良いでしょう。

このページでは、CVTフルードとは何かやCVTの構造を、簡単に紹介していきます。

CVTフルードとは?

 

CVTフルードをご存知でしょうか?CVTフルードとは、すべての自動車にあるものではありません。

CVT(コンティニュアスリー・バリアブル・トランスミッション)が搭載されている自動車にのみあるもので、CVTを作動させるためにCVT内にあるオイルです。

 

一般的なATと同じくオイルで作動はしていますが、構造がまったく異なっているので同じオイルを使用してしまうと正常に作動をしなくなってしまいます。

CVTフルードの役割は、CVT内をオイルで潤滑すること、CVTを正常に作動させ無段階に変速させることです。

CVTの構造を簡単に説明すると?

https://youtu.be/cx6BpYtmKTQ

 

一般的なATと構造が全く違うものですが、一般の方たちはCVTも同じくATと呼んでいます。それはマニュアルで変速することはないため、オートマチックに変速することには変わりがないためだと思われます。

CVTは無段変速機になります。一般的なATには1速、2速とギアがありますが、CVTにはギアがありません。

 

なので常にベルトを介して回転している二つのプーリーの比を変化させることで、ギアを変えるロスタイムが発生しないため、スムーズに変速させることができます。

CVTフルードの交換時期とは?

CVTフルードはオイルなので、経年劣化していきます。自動車を走行させるほどCVT内の金属が摩耗していき、その粉がCVTフルードに混入していってしまいます。

そうなると密封しているシール部分などやCVT内にダメージを与えてしまいオイル漏れや故障の原因になる可能性があります。

自動車を走行せると熱が発生するので、熱によってもCVTフルードが酸化していき潤滑が上手く出来なくなってしまったり、CVTの性能が劣化してしまうので、これも故障の原因になってしまいます。

 

CVTフルードの交換時期は一般的に5年か10万kmに1回を目安に考えられています。ですが早めの交換でしっかりとしたメンテナンスをする場合には、2年に1回の交換を進めている場合が多いです。

メーカーによっては、故障などがない限りメンテナンスをしないことを進めている場合もあります。

CVTフルードの交換は自分でできる?

CVTフルードの交換には、基本的に専用の機械などが必要なので、使用者が自分で作業をすることはできません。CVTフルードは販売はしていますが、自分で交換ができない可能性がありますので注意してください。

CVTや一般的なATフルードを交換する場合には、エンジンなどに比べても、より精密に製造されていますので金属粉やスラッジに注意しなければ、フルード交換後、逆に故障させてしまう可能性もあります。

古い自動車では、スラッジが多いので注意してください。CVTフルードの交換は、簡易的なものでは、フルード交換用の機械を使用してCVT内のフルードを全部抜けきらないように、少し抜いて入れてを繰り返し行うことで少しずつ入れ替えていくという交換方法があります。

 

まとめ

CVTフルードは、ノーメンテナンスよりも2年に1回を目安に定期的に交換しているほうがCVT内を常に綺麗に保つことが出来るので、定期的な交換は自動車を大切に乗ることを考えると大事なのではないかと思います。

 

自分で交換することはとても難しいので、必ずメーカーや自動車の整備工場に交換を依頼しましょう。

CVTフルードの交換は、メーカーによってノーメンテナンスでしたり、5万kmで交換したりなど様々な意見があるので、交換するか迷った時には、ディーラーなどに問い合わせて意見を聞くことをおすすめします。

 

 

CVTフルードの交換は、交換不要という指定があったり距離によって交換を推奨されていたりします。

車の取扱説明書にも記載されていますが、さらに詳しく知りたい場合はディーラーで聞いたほうが早いですね。

CVTフルードを交換するときに、どの店舗で交換したほうが良いかは以下のサイトがとても分かりやすかったです。

↓↓    ↓↓

CVTオイルの交換時期は?どの店舗で交換したほうが良い?

 

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