こんにちは、「からと」です。
車のエンジンオイルは、定期的に交換をしたほうが良いです。
エンジンオイルを交換しないと、車の寿命は縮まる可能性が高くなります。
軽自動車のエンジンオイルの交換時期や、エンジンオイルを全く交換しない場合はどうなるかについて紹介をしていきます。
軽自動車のエンジンオイル交換時期はいつ?
実は、軽自動車と乗用車では、エンジンオイルの交換時期が違います。
軽自動車のエンジンオイルを交換する時期は通常で、だいたい走行距離「1万キロまたは1年」のどちらか早いほうです。
シビアコンディションの場合は、ダイハツ・ミライースの場合は「5,000キロ」となっていました。
乗用車の場合は通常で、走行距離「15,000キロ」で、エンジンオイルを交換するようになっています。
シビアコンディションの場合は、走行距離「7,500キロ」です。
ただ、外車と国産のエンジンオイルの交換時期は、更に異なっているようですね。
私が実際に所有しているフォルクスワーゲン・ポロの場合は、2年に一度交換すれば良いとディーラー整備士にアドバイスされたことがあります。
初めて外車のエンジンオイルをディーラーで交換したのですが、驚くことに次回交換の走行距離のシールを貼らないのです。
ビックリしたので、どうして次回交換のシールを貼らないのか聞いてみたところ、フォルクスワーゲンの場合は距離ではなく年数を目安に交換するのだそうです。
エンジンオイルと車の寿命は関係ある?
エンジンオイルと車の寿命は、深いかかわりがあります。
エンジンオイルには、「潤滑作用」「防錆作用」「洗浄作用」「密閉作用」「冷却作用」の5つの作用があります。
仕様を続けているとエンジンオイルは徐々に劣化していき、オイルの性能が低下していくでしょう。
さらに、エンジンオイルには目的の性能が得られるように、いろいろな添加剤も入っているのです。
添加剤の量は約20%も達していて、潤滑能力を高める「摩擦調整剤」もエンジンオイルには加えられています。
エンジンオイルの交換を怠ると、以下のような症状が出始めます。
- 燃費が悪くなる
- パワーが落ちてくる
- 振動や音が大きくなる
- オイルが減りやすくなる
- 最悪エンジンが焼き付いてしまう
エンジンオイルを交換しないと、潤滑が悪くなります。
そうなると、エンジン内部で常に動いているピストンとシリンダーの間の摩擦が大きくなり、動きが悪くなってしまいます。
ピストンとは燃焼されるたびに、コンロッドとクランクシャフトを介して往復運動から、回転運動にかえて駆動輪に動力を与える重要なパーツです。
それらの部品の動きが悪くなると、燃費も徐々に悪化していきます。
もちろん、摩擦抵抗が大きくなると、エンジンパワーも徐々に落ちていきます。
エンジンパワーが落ちるといっても徐々に落ちていくので、なかなか気が付きにくいかもしれませんね。
エンジンオイルを交換しないと、「密閉作用」も低下していくので圧縮漏れの原因につながります。
エンジンオイルは自分でも交換は可能?
エンジンオイルは基本的に自分で、交換は可能です。
エンジンオイルの交換方法には、以下のような方法があります。
- 上抜き
- 下抜き
エンジンオイルの交換で、上抜きはほとんど工具が必要ないメリットがあります。
さらに、簡単に作業ができるので、別にプロに任せなくても問題はありません。
エンジンオイルの下抜きの場合は、工具が必要になります。
場合によっては、オイルフィルターレンチも必要になることもあります。
下抜きでエンジンオイルを抜く場合は、必要な種類のメガネレンチかラチェットにあうソケットを買っておきましょう。
どちらの作業をする場合でも、エンジンオイルを吸収させる「オイル吸収箱」も買っておくと良いですね。
下抜きの場合は、ドレンボルトのパッキンも新品に交換したほうが良いです。
まとめ
- 軽自動車のエンジンオイルの交換時期は車種によって異なる
- エンジンオイルの劣化とエンジンの寿命とは深い関連性がある
- エンジンオイルが劣化すると故障しやすくなる
エンジンオイルは軽自動車と乗用車では、交換時期は異なります。
また、外車の場合は距離を目安にするのではなく、年数によって交換時期が決められていることが多いです。
少なくとも、フォルクスワーゲン・ポロの場合は、年数で交換時期が決められているようです。
軽自動車のオイル交換時期は、車種によって異なるかもしれません。
ダイハツ系の軽自動車は走行距離1万キロで、エンジンオイルを交換するようにメーカー指定されています。
乗用車のエンジンオイルの交換時期は、走行距離1万5千キロとなっています。
距離はあくまで目安ですが、定期的にエンジンオイルの汚れをレベルゲージを抜いてチェックしましょう。