車の洗い方については、「洗車機」「手洗い」の2種類の方法があります。
こだわりがある人は「手洗いが良い」と言いますが、車好きであればあるほど車に触れる時間は、長いほうが良いので手洗いが好まれるのです。
しかし、洗車機を利用する人は、ズボラなのかといえばそうではありません。
洗車機を利用する人でも車好きはいますし、何らかの理由で洗車機を利用するしかない人もいるのです。
本記事では、洗車機を利用すると傷がつくって本当なのかや、手洗いは傷がつきにくいのかどうかについても検証していきます。
洗車機で洗車をするとボディに傷がつくのは本当なのか
結論から言えば、洗車機のブラシの素材によります。
確かに、未だにナイロン製の硬いブラシ的なもので、洗車する機械がありますが、現在はかなり減ってきています。
古い機種の場合は、ブラシも古いのでボディに傷をつける可能性もあるでしょう。
しかし、ほとんどの洗車機は新しい機械がほとんどなので、傷は付きにくくなっています。
昔は、ナイロンブラシなどのプラスチック製が多かったので、洗車機で洗車をすると細かい傷がついていました。
もう昭和時代の話ですよ。
令和の今は、洗車機も性能が向上しているので、細かい傷もつきにくくなっています。
ドロドロの車が洗車機に入れるから後から来た車も汚れる?
結論から言えば、そんなことはありません(苦笑)
最近の洗車機は一定時間になると、ブラシを回転させすすいでいるのです。
また、洗車機によっては洗車機が稼働する前に、水をブラシにかけブラシは回転して汚れを落としてから、洗車機が洗車を開始するという機械もでてきています。
筆者が知る限りでは、最新の洗車機なので、未だ出回っていない地域もあるかもしれません。
最新型の洗車機は、定期的にブラシを回転させて自動で洗浄をしているので、安心して洗車機に入れることができるのです。
なので、次に洗車をする車のボディに、傷が入るという事はほとんどありません。
手洗い洗車はボディに傷は付きにくい?
マイクロファイバークロスで乾拭きをしている時点で、細かいミクロ単位の傷は付いています。
なので、手洗い洗車をするからと言って、細かい傷がつかないとは言えません。
しかし、筆者が手洗い洗車をしていた時は、間違った洗車方法をしていたので新車の車が数か月で、細かい傷が多くついたという経験があります。
なので、間違った洗車方法をしていれば、手洗い洗車でも傷は付いてしまうのです。
正しい洗車方法をすることで、洗車機に入れようが手洗い洗車だろうが、傷も最小限に抑えることができますよ。
なので、力を入れず撫でるような感じで、力を入れないでマイクロファイバークロスで、拭き取りをするのがコツですね。
水垢などを見つけて、ゴシゴシしたくなるかもしれません。
しかし、そういう時は水垢ワックスで、優しく拭き取るようにしましょう。
新型の洗車機は洗車傷がつきにくい?
太陽の光加減でボディを斜め上から見れば、細かい傷が見えることがあります。
これを、洗車傷と言いますが、洗車をしている限り付いてしまうのは仕方ないでしょう。
かといって、洗車をしないほうが洗車傷をつけないので、車を美しく保てるという間違った考えの人もいます。
実際に、筆者のミライースは前オーナーは新車から、一度も洗車をしたことがないのです。
さらに、コーティングすらもしたことがないのか、中古車だったころから色あせがひどかったのです。
購入した当時は5年落ちだったので、ボディが色あせるというのは早すぎますね。
筆者が新車から所有してきた車で、5年以上乗っている車もありましたが5年で色あせはありませんでした。
水垢が全面を覆う感じだったので、個の水垢を取り去るのに2年くらいかかりましたよ。
最終的に、ガソリンスタンドで「ピュアキーパー」をしてもら、キレイにしてもらったことがあります。
でも、水垢って浮き出てくるものですね。
なかなか取れません・・・
結果的に、洗車も何もしていない車の場合は、塗装自体が劣化していくので傷とは無縁でも、見た目が色あせて年式以上に劣化した感じに見えますね。
ボディに傷がつかない方法は洗車をしないこと!?
ボディに傷がつかない最高の方法とは、洗車をしないことだというネット情報があります。
ただ、洗車をしないという行為は、洗車傷をつけないことにつながるかもしれません。
ですが、塗装が痛みやすくなりますし、劣化も早めてしまいます。
洗車傷は太陽の光加減で、目の良い人は見ただけでもわかるらしいですが、一般的には見えませんので気にする必要はないでしょう。
車を大切にしたいという人は、愛車を洗車するほうが良いですし、洗車をしないという選択肢は車を大切にしない人だと思ったほうが良いですね。
洗車をしない車のボディというのは、洗車傷がついていないかもしれませんが、色あせがひどくて見た目も古く感じます。
ゴム部分も劣化がひどくて、ただ車を運転するだけの道具として使っているだけなら、洗車をしなくても問題はないでしょう。
しかし、愛車を相棒と考え大事にしたいというなら、洗車はしたほうが良いと言えますね。
車を使用していると傷は付くものですが、洗車傷とはまた違う意味です。
車をきれいにしてピカピカにしたいなら、定期的なケアは怠らないほうが良いでしょうね。
洗車傷を気にするならコーティングをしたほうが良い?
洗車傷を気にしているなら、ボディコーティングは必須項目と思ったほうが良いでしょう。
新車時にコーティングをしたほうが良いというのは、ディーラー営業マンが説明することでもあります。
たんに営業トークだと思って、無視するというのは洗車をするたびに、細かい傷をつけてしまう結果になります。
コーティングはボディ全体に膜を形成し、細かい傷を付けなくする工程です。
新車のボディにもクリア塗装がされていますが、洗車傷が目立たないという事ではありません。
最近の塗装は細かい傷なら修復するというタイプもあるのですが、多くの塗装がそういうタイプではないですよね。
なので、新車時にコーティングをすることで、洗車傷をつけにくくするということも考えたほうが良いでしょう。
まとめ
本記事では、洗車機と手洗い洗車のどちらが、洗車傷をつけにくくするのかという話をしていきました。
筆者の考えですが、洗車機でも手洗い洗車でも、間違った洗車方法をすると洗車傷は付くということです。
最近の洗車機はネットで言われているほど、洗車傷が目立つという事はありません。
筆者のもう一台所有している、ワーゲン・ポロのボディは細かい傷が目立っていないのです。
おそらく、暗がりで光を当ててボディを見たとしても、細かい傷を探すのがむつかしいかもしれません。
その理由としては新車時にコーティングをしているからであり、コーティング皮膜のうえからもコーティングをしているので、余計に洗車傷をつけにくい状態になっているのかもしれません。
洗車機にドロドロの車が洗車をした場合でも、最近の洗車機は洗車前にブラシをすすいでくれるので、後続の車のボディが汚れるという事はありません。
とはいえ、ドロドロの車が洗車機に入れる姿は、今まで一度も見たことがありませんけどね(苦笑)
細かい洗車傷が気になるという場合は、ボディコーティングも検討してみるのも良いでしょう。