セルフ洗車場の掃除機は時間制限があるため、効率よく内装を掃除しないと、すぐに時間切れになってしまいます。
筆者も何度かセルフ洗車場で掃除機を使用していましたが、内装掃除に手間取ってしまい時間切れになってしまうことが多かったです。
本記事では、セルフ洗車場で掃除機をうまく活用する方法と、内装を自分で掃除するために必要な道具なども紹介していきます。
セルフ洗車場の掃除機を上手く使うための方法!
スタンドによっては今でも車の内装をスタッフが掃除してくれますが、自分で内装を掃除したい人も中にはいるでしょう。
店舗によっても掃除機の種類が違う場合もあるようなので、代表的なタイプを紹介していきます。
有線の高出力タイプ
建築現場や工場ではよく使用されている掃除機で、「高出力タイプ」の掃除機を置いている店舗もあります。
「業務用掃除機」や「集塵機」とも呼ばれているのですが、強い力で細かいほこりなども吸い取ってくれるのが特徴です。
筆者自身も有線の高出力タイプの掃除機が置いている店舗は、未だかつて見たことがありません。
ネットで調べてみる限りでは、どこかの店舗にはあるようなので紹介してみました。
本体は大きいので使いにくいらしいですが、掃除機自体を移動させるときは、かなり苦労させられそうですね。
可動範囲も限られてくると思うので、筆者なら置いていたとしても使わないでしょう。
ワイヤレスのハンディタイプ
ネットで調べると「ワイヤレスタイプのハンディ掃除機が使用できる店舗もある」と、そのように書かれていたので、またまた紹介してみました。
筆者自身もワイヤレスタイプのハンディ掃除機を置いている店舗は、見たことがないのです。
都会ではそのまま盗んでいく人もいるだろうと思うので、そうとう田舎のスタンドやセルフ洗車場には置いていると想像しています。
ハンディ掃除機に関しては、筆者も利用しているのですが、自前の掃除機ですね。
筆者の場合は洗車機にお金を入れているので、掃除機にはお金は使わないのです。
ただ、ワイヤレスタイプのハンディ掃除機がセルフ洗車場に、仮に置いていたとすれば利用はするかもしれません。
吸い込む力がどれくらいかによっては、使用をするかどうかは分かりませんけどね。
お金を入れるタイプの掃除機
セルフ洗車場でもガソリンスタンドの洗車コーナーにもある、一般的な掃除機ですね。
5分100円ですが、時間制限があるので内装が広い車の場合は時間内にできる自信が筆者にはありません。
ただ、色々な人が使用するため、吸い込みが弱いケースもあります。
最悪なケースでは全く吸い込まない場合もあるので、筆者も昔は利用していたのですが今は全く使用しないですね。
現在は、自前のハンディ掃除機で車の内装を掃除しています。
有料掃除機をうまく活用するための方法
ガソリンスタンドによくある有料掃除機ですが、100円入れれば5分間は掃除できます。
筆者がスタンドの有料掃除機を利用していたころは、周囲に拭き上げをしている車がいなければ、運転席と助手席のドアを開けた状態で100円を入れたらすぐに掃除をしていたものです。
筆者が他人にこれをやられて、「このやり方は周囲に迷惑がかかるんだな」と学習をしたため、有料掃除機を使用するときは掃除をするドアだけを空けて掃除をするようにしています(それが、常識なんですけどね)
3ナンバーのミニバンの場合は内装が広いため、5分で掃除をすることができません。
なので、吸い込める石だけ吸い込んで、吸い込めない小石は後で手で一つ一つ処理していくようにしていました。
有料掃除機を使用するときは、白線があるので枠内に停めるように心がけましょう。
常識の範囲ですが、白線からはみ出ると掃除しにくいですし、周囲に迷惑がかかります。
3ナンバーミニバンの内装掃除で良くあるのが、ホースが届かないという事。
車のサイズを理解している人は、白線の中に車をまっすぐに入れることができるはずです。
しかし、車が斜めになっていたり端によりすぎていると、ホースが若干届かないという場合もあります。
ホースが届かないと車を動かさないといけないので、それだけ時間がかかってしまうので効率が悪いです。
あらかじめ、ホースが届くかどうかを確認してから、有料掃除機を利用するようにしましょう。
掃除機を利用する場合は、基本的にフロントからリアにという感じで掃除をする人は多いです。
しかし、筆者の場合は時間がかかるところから先に掃除して、後は時間がかからない場所を掃除するという方法を行っています。
つまり、筆者の場合は荷室から始めるようにしていますが、恐らく効率が悪いかもしれませんね(笑)
ただ、フロントからリアに移動しながら掃除機を利用する方法で、時間内にできなかったので時間短縮できないかを考えた末、完成された方法とも言えます。
筆者意外が真似をしても早くできるかは、全くの謎ですけど・・・
車の内装を自分で掃除するために必要な道具は?
自分で車の内装を掃除するということは、自宅に駐車スペースがあるということかもしれません。
そうでなくても、必要になる道具はあまり変わりません。
車の内装を自分で掃除するために必要な道具は、以下の通りです。
・バケツ
・綿棒・つまようじ(細かい箇所の汚れ落としに活躍)
・コロコロ(ロール型粘着テープ式カーペットクリーナー)
・車用ウェットティッシュ
・霧吹き(洗剤を入れて使用)
・使用済み歯ブラシ
・洗濯用洗剤
・掃除機
車の内装を掃除する手順
自宅の駐車スペースで内装を掃除することができる人は、筆者からすると羨ましい限りです。
月極駐車場でも内装を掃除することができますが、周囲の迷惑を考えるとやらないほうが良いかもしれません。
自宅に駐車スペースがある人に対し、内装を掃除する手順を紹介していきます。
天井
まずは、天井から掃除をしていきましょう。
意外に、汚れが付着しやすいのが、天井です。
ウェットティッシュでサッと拭きとるだけでも、黒い汚れティッシュに付着するので驚きますね。
車用ウェットティッシュは汚れを落としやすくする成分が含まれているので、利用してみると良いでしょう。
天井に関してはセルフ洗車場でもできますし、月極駐車場でも作業が可能です。
ただ、天井は汚れを落とそうとしてゴシゴシすると、素材を痛める可能性があるので力の入れすぎには注意しましょう。
内装
次に内装を掃除していきますが、ハンドルやダッシュボードなどはひどく汚れています。
筆者の場合はハンドルの細かい目に沿って歯ブラシと洗剤を使用し、ゴシゴシしています。
その場合は、何やら黒いものが出てくるので、結構汚れていると判断できるでしょう。
最近は標準で装備されているドリンクホルダーの中や、ドアポケットの中もホコリがたまりやすいので固く絞ったタオルで拭き取りましょう。
シート
布団たたきでホコリを落としたいところですが、車内にホコリが舞うので掃除したところもホコリが付着します。
なので、ここは優しく「コロコロ(ロール型粘着テープ式カーペットクリーナー)」や、掃除機で掃除をしていきましょう。
シミで汚れている場合は、洗剤などを利用して歯ブラシで落とせないか試すのも良いかも。
革製のシートやハンドルとかシフトノブは、革用クリーナーを使用すれば、艶を出すことができます。
革用クリーナーには汚れ落としと同時に、革を保護する成分が配合されているので、革が劣化しにくくなるというメリットもあります。
フロアマット
運転席・助手席、後部座席のマットを全て取り出して水洗いします。
筆者の場合はマットに柔軟剤をふりかけて、洗うようにしているのです。
柔軟剤を使用することで、マットにふんわり感が出ます。
後は、洗車が完了するまで日の当たるところに、干しておきましょう。
ガラス
ガラスの内側も結構汚れていることが多いので、ガラスクリーナーなどを利用して落としていきます。
ガラスが汚れていると水蒸気が付着しやすくなったり、くもりやすくなるので専用のクリーナーを使用すると良いでしょう。
ガラスの曇り止めの効果もあるクリーナーなら、汚れとくもり対策も出来るので便利かもしれません。
車の内装をプロに依頼するにはどこですれば良い?
車の内装をプロに依頼したいという場合は、どこで依頼すれば良いのか分からない人もいるかもしれません。
車内のクリーニングをしてもらうためには、以下の店舗を利用すると良いでしょう。
・大手カー用品店(オートバックスやイエローハット)
・車内クリーニング専門業者(出張専門業者もあります)
・洗車業者(キーパーコーティングなど)
・ガソリンスタンド(簡単な清掃程度の場合が多い)
筆者の場合はガソリンスタンドを利用したこともありますが、簡単な清掃をされた程度でした。
料金は店舗によりますが、500円から1000円超くらいです。
筆者の最寄りのスタンドでは、800円で内装掃除をしてもらうことができました。
ただ、筆者の場合はキーパーコーティングをしてもらい、WEB割引もあったため安かっただけです。
キーパーコーティングをしてもらえるスタンドでは、以下のような料金となっています。
◆通常料金
SSサイズ:1,780円
Sサイズ:1,880円
Mサイズ:1,990円
Lサイズ :2,200円
LLサイズ:2,520円
車の内装をプロに掃除してもらうメリット
車の内装をプロに依頼するメリットは、専門の機材で掃除をしてもらえるということにあります。
筆者もガソリンスタンドで他人様の車の内装を、掃除したことがあります。
ですが、ガソリンスタンドは掃除のプロではないので、普通の掃除機でゴミを吸い取るだけですね。
後は固く絞ったタオルで内装を拭くくらいで、ガソリンスタンドでの内装掃除は他人がしているという感じだけで、プロがしているとは言いにくいでしょう。
ただ、本格的なプロに依頼をするという場合は、専門的な機材を使用して内装を掃除してくれます。
汚れや臭いなどもしっかりと取り去ってくれるので、プロに依頼するメリットは大きいと言えるでしょう。
エネオスで実際に内装掃除をしてもらった感想
筆者は実際にエネオスで内装の掃除をしてもらいましたが、普通の簡単な掃除という感じで「キレイになった」ということはなかったです。
恐らく、これはどの店舗も同じで「そこまでしなくて良い」という指示が、店長によってバイトに伝えてられているのかもしれませんね。
まあ、筆者がガソリンスタンドで働いていた店舗は、少なくとも「そこまでしなくて良い」という指示を受けてましたけどね。
全ての店舗がそういう感じではないにしても、実際に内装を掃除してもらった印象では、「そこまでしなくて良い」という感じしか受け取れませんでした。
「これだったら自分でやる」というレベルだったので、筆者の場合はガソリンスタンドで内装を掃除してもらうことは、この先ないでしょうね。
まとめ
セルフ洗車場で掃除機をかけるためには、白線の枠内にしっかりと車を納める必要があります。
どちらかによりすぎている場合は、大きな車の場合は掃除機のホースが届きにくいかもしれません。
ホースが届かないからと言って、車を動かすのは時間の無駄なので、最初にホースが届くかどうかは確認しておきましょう。